こんにちは!今回は歯科助手の長渕が担当します。
甘いものを食べたり冷たいものを食べたり飲んだりした時に歯がしみることは
ありませんか?歯がしみる症状は知覚過敏の他に
トラブルが起きている兆候かもしれません。
知覚過敏の他に考えられるものは6つあります。
① 歯周病の進行で歯茎が下がって歯の象質が露出してしまう
②強い力で歯磨きをしたり歯ぎしりが原因でエナメル質がすり減ってしまう
③強い噛み締めが原因で歯の根元が鋭角にかけてしまうくさび状欠損
④肉眼では見えない歯のヒビ(マイクロクラック)
⑤酸っぱいものの摂りすぎによって、歯の表面が溶けていく酸蝕症
⑥以前入れた詰め物や被せ物の周りに虫歯ができてしまう再発虫歯
これらが原因でしみる症状が出てくることもあります。
知覚過敏の治療の第一段階は歯みがきから始まり知覚過敏の
治療の第一段階は歯みがきから始まります。
歯みがき剤の成分に含まれる高濃度フッ素と硝酸カリウムが改善に役立ちます!
できるだけ長い時間、歯みがき剤がお口の中にある状態が大切です。
毛先がやわらかい歯ブラシを使って最低3分は歯みがきをして、
すすぎは1回にしましょう!それでも症状が治らない場合は歯科医院で
薬剤で神経の反応を抑えたり、コーティング剤を塗布して露出した所を
物理的に封鎖します。すぐには治らないかもしれませんが、
続けていくうちに変化がでてくるはずです。
知覚過敏の治療には根気が大事です!!
(参照nico 2022年10月号)