今回の担当は歯科医師の島添です(^^)/
じわじわと進行し、自覚症状がでにくい歯周病。
治療が必要と気づいたときにはすでに重症、というケースがあとを絶ちません。
重症になると、歯石除去やブラッシングなで簡単な処置では病気の進行を止めることはできません(>_<)
そこで必要になるのが歯周外科治療です。
歯茎を開いて、プラークや歯石を奥深くまで確実に取り除き、深い歯周ポケットを浅くして再発しにくくします。
歯を少しでも多く残すための最後の切り札、それが歯周外科治療です!!
歯周外科治療によって、徹底的に汚れを取り、炎症を止めて感染をコントロールしていれば、長期的には体のもっている自己修復力によってある程度、骨が回復することを期待できますが、限界があります。
病状が進行し、歯を支える組織が大きく壊されてしまった方には、通常の歯周外科治療に加え、さらに再生療法の処置を行うことによって、より多くの歯周組織の回復をはかれます。
結果、少しでも多くの歯を残すことが期待できます(*^-^*)
再生療法の代表的なものとして、エムドゲイン法があります。
エムドゲイン法は骨を作る骨芽細胞や、セメント芽細胞を活性化すエナメルマトリックスたんぱく質ジェルを使って、骨の再生力を高める治療法です。
再生療法は通常1年ほどで結果を評価します。
その後2、3年と変化が続く、時間がかかる治療ですが「歯をなんとか残したい!」と考える方には有効な治療法です!(^^)!
参考文献 NICO
気になることがあれば、いつでもスタッフにお尋ねください(^_-)-☆