「噛む」のしくみ
今月は受付小畑が担当いたします。
日々、無意識に行われている「噛む」
うまくできるのは、お口周りの筋肉や組織がタイミングを見計らって複雑な動きをしているからです。
でも、それらの筋肉は使わないと動きがにぶくなって、さまざまな健康被害へとつながってしまいます。
「噛む」の機能を衰えさせないために、お口のしくみをみていきましょう!
• 噛むことでお口周りが動き、それが刺数となって唾液がたくさん出てきます。食べ物を噛み砕いて、舌で確液と混ぜながら歯の上に戻して、また噛んで舌へ落として液を混ぜて、という作業を繰り返しています。
• よく噛めば噛むほどトロミがつき、飲み込みやすい塊になっていきます。誤しないためにも、唾液のトロミがついていることが大事です。
• お口周りの筋力が低下し、軟らかい食べ物をよく食べるようなかたも、唾液を出し、唾液と混ぜたほうがよいため、噛んでから飲み込むことを習慣づけましょう。
歯それぞれに役割があります。
切歯・・・食べ物を噛み切る歯
犬歯・・・食べ物を切り裂く歯
奥歯・・・食べ物を細かくする歯
切歯や犬歯で小さくした食べ物が奥歯(小臼歯から大臼歯)に乗って下あごが動き、噛み砕かれたり、すりつぶされたりします。食べ物を体に取り込むためにはどの歯も欠かせません。
「噛む」「飲み込む」ときには姿勢も大事!
• 首は、前方に湾曲しているのが正常です。前方に湾曲していない首を「ストレートネック」といいます。前をのぞき込むような姿勢で長時間スマホを見るのが習慣になっていたり、体に合わない椅子を使っていたり、猫背などの悪い姿勢でいると、ストレートネックになることがあります。
• 首は、前方に湾曲しているのが正常です。前方に湾曲していない首を「ストレートネック」といいます。前をのぞき込むような姿勢で長時間スマホを見るのが習慣になっていたり、体に合わない椅子を使っていたり、猫背などの悪い姿勢でいると、ストレートネックになることがあります。
• ストレートネックでは、のどが押しつぶされてしまいますので、空気(呼吸)や飲食物が通るスペースが狭くなってしまいます。
ポイント○
①膝が約90℃に曲がる程度の椅子の高さ
②椅子の深く腰掛けるが、背もたれに背中を
付けない
③床に足を付ける
食事の時だけではなく普段から姿勢を正すようにしましょう!
そして、食事をする時はよく噛むことを心がけましょう!!