『フッ化物塗布』のギモン
歯科助手の松本が担当致します☺
皆さん『フッ素』という言葉は、よく聞くと思いますが
『フッ化物塗布』について、今回はQ&Aの形で
ご紹介していきたいと思います。
Qそもそも『フッ素』ってなに?
地球上で17番目に多い元素。
自然の状態ではフッ素単体で存在するのは稀で、
私たちが利用しているほとんどが『フッ化物』です。
これは酸に溶けにくい強い歯をつくる働きがあります。
Qフッ化物塗布って?
フッ化物を直接、歯の表面に塗ることをいいます。
歯医者さんのプロフェッショナルケアの一環として行われています。
効果を高めるためにも、定期的にフッ素塗布を繰り返しましょう♪
Q子供はいつ塗るといい?子供だけにしか効果ないの?
ベストなタイミングは、乳歯が生えてくる時期や生え変わりの時期です。
生えてきたばかりの歯は弱くて虫歯になりやすいので、早めに抵抗力をつけてあげることが大切です。
フッ素は大人の歯にも効果的です。
虫歯や歯周病を防ぐには歯磨きが大切ですが、
歯周病が進行したり、歯茎が下がることによって歯の根元が見えてきます。
その根元の虫歯予防にもフッ素は効果を発揮します。
Q家庭でも使える?
家庭で使えるもので代表的なのは、フッ化物入りの歯磨き剤があります。
洗口剤もありますが、歯科医院で取り扱いが違うので一度ご相談下さい。
Q使い方は?
家庭で使う場合、毎日続けることで効果が上がります。
製品によって使用法が異なるので、説明書をよく読み、歯科医院に相談して正しく使いましょう。
Qフッ化物入りの製品だったらたくさん使った方がいい?
一度にたくさんの量を使うより、少量でも長く使い続けることが望ましいです。
基本的に、毎日使う歯磨き剤はフッ化物入りのものを選びましょう!
小児へのフッ素に関しては分量は少量です。
どれくらい使えばいいのか分からない時は、歯科医院にお気軽にご相談ください
―まとめー
歯の表面にフッ素が取り込まれることで歯は強くなります。
フッ素は歯がある全ての方に効果があります。
また、フッ素を使っていても食事のたびに歯は酸の攻撃を受けてしまいます。
強い歯をつくるために日頃からフッ素を使った虫歯予防を心がけましょう(^^)/
参考文献:フッ化物・キシリトール クイックQ&A BOOK