一見きれいな歯。 でも酸触症は大丈夫?

こんにちは!今回は受付の大隣が担当します(*^^*)

虫歯がないから大丈夫とは限りません。

酸触症とは、酸の強い飲食物を習慣的に摂ったり、胃酸が口へ

逆流することによって歯のカルシウムが溶けてしまう病気です。

酸触症の歯は、独特の丸みや鈍いツヤがあって一見きれいです。

かも、象牙質が露出するほど進行しても「とくに痛みはない」

と言う患者さんもめずらしくなく、ご自分では気づかないことも多いです。

注意して頂きたいのはスポーツドリンクなど飲料に入っているクエン酸。

クエン酸はカルシウムを溶かす力がとても強く、キレート作用のある酸です。

スポーツドリンク以外にもコーラ飲料、オレンジジュース、チューハイなど

さまざまな飲料に入っており、習慣的な摂取には注意が必要です。

飲食習慣の改善とフッ素で歯を守りましょう!

フッ素配合の歯みがき剤で歯をみがき、寝る前にフッ素洗口。

定期的に歯科医院でフッ素塗布と経過観察を受けましょう。

 

( nico 11月号 )