予防の常識・非常識!

今回は受付の宮原が担当します(^_-)-☆

『痛くないから歯医者にいかなくていい』と考えるかたも多いと思います。むし歯や歯周病予防について誤解されがちなことをお話したいと思います!

 

◯歯医者さんは痛くなったらいけばいいは間違い!痛みのないときから通うのが◎です(^^)/

むし歯で痛みが出るのは、歯に穴があいてからしばらくのあいだだけ。炎症で神経が死ぬと、悪化していても痛みは消えてしまいます。また、歯周病は痛みなく進行し、痛むころには手遅れで、治療しても歯を救えないケースも少なくありません(;_:)

そうならないために必要なのが、定期的な歯科検診。プロの目でお口の状態をチェックしてもらうことで、むし歯や歯周病の徴候が早めにみつかり、改善するための対策や指導をしてもらえます☆彡

 

◯歯ブラシだけでお口のお手入れはカンペキ!は間違いです!歯ブラシだけでは、絶対に磨けない場所があります。

歯と歯の間や歯周ポケットの奥など、いくら磨き方が上手でも、歯ブラシの毛先が届きにくい場所があります。とくに隣接面は、歯ブラシが届きにくくプラークがたまりやすので、むし歯や歯周病リスクが高まります。

そのため、歯科医院で定期的に歯のクリーニングが大切です!(^^)!

 

◯歯磨き剤はどれも似たようなものと思っていませんか?自分の目的にあった歯磨き剤を選びましょう!

歯磨き剤にも種類があります。歯周病を予防したい人、むし歯を予防したい人で使う歯磨き剤が変わってきます!また、フッ素配合のものを選ぶようにしましょう!歯磨き剤に迷ったときは、ご自分にあったものを歯科医院で選んでもらいましょう(^^♪

 

◯ 削って詰めた歯は、むし歯の心配ないと思っていませんか?詰め物、被せ物をした歯こそ再発に気をつけましょう!!

削って詰めた歯は、治ったと安心しがちですが、歯と歯の詰め物の境目にプラークがたまるとそこらから新たなむし歯ができてしまうことがあります。歯科医師がうまく詰めても人工物である詰め物や被せ物と天然歯はまったく違うものでできているので、ミクロの目でみると、どうしても段差ができ、そこに細菌がくっつきやすいのです(;_:)

詰め物した歯は、気にかけて磨くこと、そして、歯科医院で定期的にチェックすることが大切です☆彡

 

◯インプラントを入れたから、歯周病はもう大丈夫と思っていませんか?インプラントも歯周病になります。

インプラントの歯周病は、『インプラント周囲炎』と呼ばれ、インプラントの周りに歯石がつきプラークがたまると炎症がおきます。自覚症状が出にくく、膿が出るなと気づいたときには重症化しているケースが多いです。

長持ちさせるためには、定期的に歯科医院でクリーニングしてもらうのがいちばんです(^_-)-☆

 

今回は、5つ予防の常識、非常識についてお話させていただきました♪

共通していえることは、痛くなくても歯科医院に定期的に通うことが大切なので、クリーニングに通いましょう(^^)/

 

(出典:nico 2017年11月号)