夏場の口腔ケア🌊
今回は歯科助手の佐伯が担当します♪
気候と食生活の変わり目が原因?
日差しが暑い日々が続くと思いきや台風が来たり大雨警報が出たりと、天気が変わりやすい時期に入りましたね。
気候の変化で歯のトラブルが起きやすくなることがあります。
湿度の高さと気温の変化が口内環境や体全体に影響を与え、さまざまな歯のトラブルを引き起こしやすくなります。
歯のトラブルを引き起こす原因🦷
湿度の高さによる細菌の繁殖
湿度が高いと細菌やカビの繁殖が活発になります。
口内も例外ではなく、湿気によって細菌の活動が盛んになり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
唾液の分泌
夏場は汗をかきやすく、体内の水分が不足しやすくなります。
水分不足により唾液の分泌が減少すると、口内の自浄作用が低下し、細菌が増殖しやすくなります。
屋内と屋外の温度差による体調不良
屋外から冷房のついてる屋内に入り汗をかいた体が急激に冷やされ体調を崩しやすいです。
体調不良になると、免疫力が低下し、口内環境も悪化しやすくなります。
これにより、口内炎や歯茎の炎症が起きやすくなります。
炭酸飲料や冷たい飲食物の摂取
暑さをしのぐため、冷たい飲み物やアイスクリームを食べる機会が増えます。
これらは一時的に歯の表面を冷やし、知覚過敏を引き起こすことがあるんです。
また、甘いものは細菌のエサとなり、虫歯の原因になります。
飲み物で言うと、炭酸飲料は酸性度が高く、歯のエナメル質を溶かすリスクがあります。
熱中症で脱水症状が起こると、皮膚や粘膜が乾燥します。唇や舌も乾燥し、舌にひび割れが起こります。
予防と対策✨
適切な口腔ケア
定期的に歯医者に通いプロに歯の清掃をしてもらいましょう。
プラスαご自宅でもデンタルフロス等を使って歯間の清掃を行いましょう。
抗菌効果のあるマウスウォッシュを使用すると効果的です。
水分補給
こまめに水を飲んで、お口や舌を動かして唾液の分泌を促し、口内の自浄作用を保ち、また乾燥も防ぎましょう。
バランスの良い食生活
ビタミンCやカルシウムを多く含む食材を摂取して、口内の健康を保ちます。
甘いものや炭酸飲料が欲しくなる時期ですが、控える意識が重要です。
ストレスを気にかける
十分な睡眠と休息を取り、リラックスする時間を作ってストレスを軽減しましょう。
歯ぎしりや食いしばりが気になる場合は、歯科医院で就寝時用のマウスピースを相談するのもいいです。
適切な対策を講じることで、歯のトラブルを予防して健康な口内を保ちましょう(^▽^)/