快眠にはお口の健康も大事

快眠を妨げる原因がお口の中にあったということもあります。

きちんと治療して健康をたもつように心がけましょう。

次のようなお口の状態・症状などがあったりすると、

ぐっすり眠れたという実感をもてなかったり、疲れがとれなかったりします。
□睡眠中の歯ぎしり、噛みしめ
□イビキ
□睡眠時無呼吸
□歯など、 お口の中の痛み
□睡眠中の口呼吸    など
朝起きたときに「あごが疲れている」「あごがだるい」などと
おっしゃるかたがいます。 そうしたかたは睡眠中に歯ぎしりや
強い噛みしめをしている可能性があります。
疲れをとるはずの睡眠が、 逆に疲れの原因になってしまっています。
歯ぎしりや噛みしめをやめさせる方法は現在のところありません。
ただ、歯ぎしりや噛みしめによる強い力は、歯の擦り減りや
ヒビへとつながるため、マウスピース装置による治療を行います。
○歯など、お口の中の痛み○
痛みは快眠を妨げる典型的な症状です。む し歯や重度の歯周病では、
痛みにより熟睡できなかったりしますから、
お口の中が健康であることも快眠にとっては必須です。
●歯科治療中、次のようなかたも睡眠時無呼吸を疑います●
□治療中に苦しがるかた
□仰向けで口を開けていると苦しいかた
□治療中に口の中にたまった水を飲んでしまうかた
□治療中にむせやすいかた
もし気になることがあれば、睡眠専門のクリニックで
早めにみてもらいましょう。
当院でも睡眠中の歯ぎしり、食いしばりがあればマウスピースを
作ることができますので、気になる症状があればご相談下さい。
(参照nico 2023年3月号)