今回は歯科衛生士の石田が担当します(^_-)-☆
『根っこの治療』と聞くと、何度か通院しないといけなくてはならず、面倒に感じられる患者様も少なくないと思います。
今回はそんな根っこの治療についてお話します!(^^)!
歯の根っこの治療は、重い炎症が起きてしまった歯を「何とかして使い続けたい!」と願う方のための治療です。針のような細い器具を使い、根気よく掃除をしていくのですが、たしかに患者さんにとって楽な治療とは言えません(;_:)
治療後に違和感が出たり、強い痛みがでることもしばしばです。
実はこの治療、神経が迷路のようにわかれていたり、管の中が固く石灰化し掃除が困難なケースもあり、術者にとっても厳しい治療です。
様々な困難を伴う根っこの治療ですが、治療が成功したときのメリットはたいへん大きなものです(^^)/炎症を取り除いて歯を保存し、被せ物をかぶせて使い続けることができるのですから!!
【神経をとる治療とはどんな治療?】
細菌に感染して膿んだ神経をきれいに取り除き、管の中を掃除してよく殺菌し新たな細菌が入らないようにしっかり封をします。
*『かきだす・殺菌する・封をする』*この3ステップで進めます(‘◇’)ゞ
【元々神経を取ってある歯の再治療は難関です。。。】
神経を取った歯の再治療の基本は、神経を取る治療と同じく、『かきだす・殺菌する・封をする』の3ステップです。
「それなら困難さだって変わりないだろう。」と思われがちですが、実際には大違い。
再治療には、
①細菌が歯の中に蔓延している
②神経を取った治療で、すでに歯が弱ってる
③固い詰め物を取り除いてからの治療になる
という難問があるのです。。。
まずは虫歯などで神経を取らないで済むように、口腔ケアをきちんとしていきましょう(^_-)-☆