知覚過敏

今回は歯科助手の松本が担当します(*^-^*)

『知覚過敏』というと、「単に歯がしみるだけ。放っておいても大丈夫。」というイメージがありますよね?

ところがこのしみる症状、むし歯の痛みの初期症状にそっくりなうえ、歯が欠けたり削れたり、酸っぱいものの過剰摂取で酸職掌になったりして歯が壊れてきているときにも起きる症状なので油断大敵なんです!!

この【しみる】症状は、主に歯の表面を硬く覆っているエナメル質わ失うことが原因でおこります。エナメル質が失われると、象牙質がむき出しになります。象牙質にはポツポツとパイプ状の穴が開いているので、ここから神経の方へと外部から刺激が伝わってしまうのです。

ただし、象牙質がむき出しになっていてもしみない方もいます。これは、象牙質の表面にスメア層という層ができたり、唾液の成分などが結晶化(再石灰化)して沈着したり、歯の成分でパイプ式の穴が細くなったりしてふさがったりするからなんです。

自然と治る方もいらっしゃいますが、もししみる症状などが続いたりする場合は、いつでもおっしゃってください(^O^)

次回は、【知覚過敏の対策】についておはなししたいと思います♪