それもしかして歯ぎしりのせいかも?
今回は歯科助手の長渕が担当します(o^^o)
歯が悪くなる原因といえば、虫歯と歯周病を思い浮かべると思いま
でもそれだけではありません!歯に加わる過剰な力が、
歯を傷
【歯を傷める過剰な力ってなに?】
歯を傷める過剰な力には大きく分けて2種類あります。ひとつ目は
歯ぎしりによる強い力です。眠っている間のほとんどの時間、
接触しません。歯ぎしりは起きたとしても1時間に5〜
でも、歯ぎしりの力はとても強いうえ、下
歯を揺さぶってしまうので、短時間であって
もうひとつはTCHと呼ばれる「上下の歯を無意識に接触させる癖
歯は、食事や重い荷物を持つときなどに一時的に噛むとき
離れているんです。しかし、
長時間加わることで、
歯や入れ歯を痛めてしまうこともあります(
【過剰な力がかかるとどうなるの?】
歯ぎしりによって歯に過剰な力がかかることで、
どのような影響が
ひとつ目は、被せ物が壊れやすくなります。
せっかく入れた被せ物は大事に長く使っていきたいですよね。とこ
歯ぎしりによる過剰な力が加わることで、被せ物が欠けたり
ふたつ目は、歯を失う原因になります。
歯ぎしりの過剰な力は被せ物を壊すだけではなく、歯そのものを壊
歯の寿命を縮めてしまいます。歯根破折とは、
噛む力に耐えきれなくなった歯の根っこが縦に裂け
割れてしまうことで、歯の「疲労骨折」です。根っこが割
汚染された歯はほとんどは抜歯になってしまいます。
治療した歯は力による被害を受けやすく、歯根破折に
また、歯周病によって減った歯を支える骨に強い力が加わると、
骨
【過剰な力、どうすれば減らせる?】
夜中の歯ぎしりや噛みしめは、80%以上が睡眠が浅い時に起きま
心地よい深い眠りで歯ぎしりを減らすことができます。
また、歯や被せ物を守る方法で有効なのが夜間のマウスピースの装
マウスピースを装着して寝るとマウスピースが歯ぎしりで
保険診療で作製できて、
今回は歯ぎしりについてお話させていただきました。歯ぎしりは無
なのでコントロールがとても難しいです。歯科のプロとい
しっかり対策を取り、過剰な力による被害を最小限に抑え
(出典:nico 2022年1月号)