村上歯科医院症例集

(16)インプラント治療・長期症例

またまた久し振りの村上歯科医院症例集です。
今回はインプラント症例ですが、初診から23年間お付き合いしている患者様の症例です。
歯科関係者の皆様も一般の方も、どうぞご覧ください。

 

患者様は初診当時44才(現在67才)の女性です。

 

  • 初診から23年後の口腔内

  • 初診から23年後のレントゲン写真

治療経過

S63.3 初診時

患者様は昭和63年3月に左下6番の歯周膿瘍を主訴に当院に初めてご来院されました。
主訴の治療の後、約半年かけて全顎的に治療を完了しました。

H11.11

その後、治療完了から約11年後の平成11年11月に右上5番の咬合痛を訴えて来院。
歯根破折が発生しており、止むなく抜歯しました。



  • 右上5番の歯根破折

患者様の希望により抜歯後数ヶ月抜歯窩の治癒を待った後、
インプラント(ストローマンデンタルインプラント)を施術。

その後、定期検診のみで順調に推移している。

H23.2 初診から23年、インプラント手術より11年

インプラントの埋入深度が浅いにも関わらず、
長期に渡り審美的に良好な結果が得られている。

考察

    

ご覧のように患者様は村上歯科医院の「歯を守る」という理念を理解し、
長年に渡り口腔内の管理を頑張ってくださり、その結果として、
このような長期にわたる良好な結果が導かれたと考えます。
残念ながら23年間で1本の歯を失いましたが、幸いインプラントと言う
最先端の医療技術のお陰で歯牙の削合を最小限にできたことが、
この患者様の今後の口腔内の崩壊を遅らせることができると信じています。
今後も患者様と良い関係を保ちつつメインテナンスを続け、
健康な口腔内の状態を維持して行きたいと考えています。

村上歯科医院のインプラント治療の詳しい情報は当サイト「インプラント」のページをご覧ください。

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