前回の村上歯科医院治療例(12)は、上下顎にインプラントを16本埋入し、
すべてインプラントで処置をした症例でした。
今回は一転して1本だけ歯が欠損している所にインプラントを1本埋入した症例です。
歯科関係者の皆様も一般の方も、どうぞご覧ください。
患者様は55才の男性です。
ある歯科医師からの紹介で来院されましたが、
その先生はインプラントをされないので村上歯科医院を紹介くださいました。
CTを撮影した後、i-CAT診断用ソフトにて3Dシュミレーション診断を行った。
その結果、頬側の骨の裂開があることが分かりインプラント埋入と同時にGBRを行うため2回法を選択した。
インプラント埋入時に頬側の骨の裂開部に骨補填剤を充填し、それを吸収性のメンブレンにて覆った後に、
歯肉弁をわずかに歯冠側に移動し、歯肉弁にて完全にインプラントを被覆した。
切開線は歯槽頂より口蓋側に横切開をいれ、審美性を考慮し歯間乳頭は保存した状態で縦切開をいれた。
現在、他の部分の治療もすすめています。
すべて完了しましたら、また皆様に公開いたします。ご期待ください。